chisato tsurita
今日は私の副業でもある「仮歌シンガー」としてのお話をしてみようと思います。
そもそも仮歌シンガーとは何か。
名前の通り''仮の歌''を入れるお仕事なのですが
〇作曲家さんがレコード会社へ提出する際のデモテープ
〇対象アーティストさんへレコーディングに向けてのお手本
この2つに向けたレコーディングがほとんどです。
発売前の楽曲に触れるので、情報の取り扱いに注意しながら自宅でレコーディングを行い、録音データを納品します。
仮歌シンガーとして必要なスキルとしては
①楽曲に合わせた表現ができる
②楽譜が読め、正確に歌える
③スピーディな対応
①
これが一番求められるスキルです。楽曲を理解し最大限に活かす表現力。
時には自分を押し殺し、楽曲の意図に寄り添った歌唱が必要です。
私はアイドルや可愛らしい声優さんの仮歌をお任せいただくことも多いのですが、その時はスイッチを切り替えてキャピっと10代になったつもりで歌います。
(当方30代、我に返るとしんどいやつ)
②
基本はシンセで打ち込んだガイドメロディやボーカロイドで歌メロをご提示いただけますが、譜面で確認しなければいけない場合もあります。
譜面がある場合の方が覚える手間がないのでよりスピーディに録音に取り掛かることができます。
③
そしてスピード
作曲家さん達は短い期間の中で楽曲コンペに挑んでいるため、早く正確なデータをお渡しすることが求められます。
私はワンコーラス1本ですとデータをいただいてから1時間で楽曲の把握、録音、修正、納品まで行うことを心がげています。
かつてはスタジオ収録がほとんどだった仮歌ですが、現在はコストを抑えて宅録できるシンガーに依頼するクライアント様が増えていますので、宅録の技術もあるとより重宝されると思います。
そんな中私もより良い音質での納品を目指し、最近新しいマイクを購入しました。
Townsend LabsのSphere L22です。

様々なマイクがモデリングされているもので、声色を楽曲によって変化させる仮歌シンガーにとってもってこいだと思い決めました。
たくさんのマイクの中から楽器屋さんやスタジオに行って自分の声で試して選んだので今のところ扱いやすくしっくりきてます。
ここからはクライアント様向けですが、
現在仮歌のご依頼は私のHPからか、仮歌専門サイトうたいれ! より承っております。
うたいれ!では実績数、お気に入り数No.1!
『早い・安い・うまい』をモットーに迅速丁寧に対応させていただきます。
高音質で即日納品可能です。お気軽にお問合せ下さいね。